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電車について/電車の検査
電車の検査(けんさ)は、いつ・どこで行われているの?
相鉄では、電車の病院とも呼ばれている「車両センター(しゃりょうせんたー)」で、5種類の検査を必要な時に行っているよ。
解説
電車の検査
車両センターでは、お客様が安全で快適かいてきに利用できるように、電車のさまざまな検査や整備せいび修理しゅうりをしています。これは、車両センターの中の検車区けんしゃく修車区しゅうしゃくと呼ばれる職場しょくばの人たちが、それぞれ仕事の担当を決めて行っています。 検査は6日に1回行われるものから、8年に1回の割合わりあいでおもな部品を取り外して行うくわしい検査まで、5種類しゅるいにわかれており、これらに合格した元気な電車がお客様を乗せることができるのです。
たくさんの電車が並ぶかしわ台電車基地と検査を行なう車両センター
たくさんの電車が並ぶかしわ台電車基地と検査を行なう車両センター
オーバーヘッドクレーン
・オーバーヘッドクレーン
点検や修理のために電車の車体を持ち上げ、 台車から点検台に移動させます。
パンタグラフの各部を動かして点検しています
パンタグラフの各部を動かして点検しています
冷房装置を電車の屋根からはずして点検、整備しています
冷房装置を電車の屋根からはずして点検、整備しています
車軸探傷装置
・車軸探傷装置
車軸の傷や亀裂などを検査する装置
車輪転削盤
・車輪転削盤
長い距離を走行して、摩耗した車輪の形状を直す装置
塗装ブース
・塗装ブース
外装を塗装してお色直しをしています
 
検査の種類は次のとおりだよ。
列車検査 6日に少なくとも1回行う検査。
客室きゃくしつ状態じょうたい、電車の下についている機器きき、ドアの開閉状態かいへいじょうたい、ブレーキ装置そうち運転士うんてんし車掌しゃしょう通話つうわ装置・車内放送装置しゃないほうそうそうち、冷房・暖房の状態、電車内の照明しょうめい、などをプロの目でチェック。また、消耗しょうもうした部品を交換こうかんします。
定期ていき検査
3種類
機能きのう検査 3カ月に少なくとも1回行う検査。
8両または10両の1編成へんせいを、1日かけてチェックします。列車検査より細かく見る検査で、消耗した部品の交換、また金属部分の動くところに給油(油分の追加)します。
重要部じゅうようぶ検査 4年または、走行距離そうこうきょりが60万kmをえない期間のどちらか早い期間に1回行う検査です〈相鉄では60万kmをこえないため、4年に1回〉。
機能検査より細かく見る検査で、お客様が乗る車体部分と台車をはなし、重要な部品は取り外してチェックします。金属部分の動くところには、給油します。
全般ぜんぱん検査 8年に1回の検査。
車両のすべてを細かくチェックする、最高クラスの検査です。おもな部品を取り外して分解ぶんかいするなど、重要部検査より細かくチェックします。金属部分の動くところの、グリス(油分)交換などを行います。
臨時りんじ検査 車両を新しく造ったり・改造かいぞうした時、また事故や故障こしょうこしてしまった時など、必要に応じて行う検査です。
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