この立体交差化では、鉄道が道路の上を通るようになります(高架化といいます)。その工事を進めるために、星川駅やその周辺の線路を動かして場所を空けて、高架化する新しい線路や駅をつくっていきます。 現在一時的に仮の駅を使っている星川駅も新しくなります。この高架化工事が終わるときには、仮の駅より上を電車が走る新しい星川駅をつくる予定です。
星川駅周辺では、上り方向(ほうこう)の線路とホームを動かして、高架化する線路を地面の中で柱のように支える基礎杭(きそくい)をつくり始(はじ)めました。 線路を動かす工事は、電車が走らない夜間(やかん)に行いました。
相鉄線を利用(りよう)するお客様が東京都内(とない)に行くためには、時間がかかるうえに、ほかの電車へ乗(の)り換(か)える必要がありました。 そこで相鉄では、乗り換えしないで東京の都心部(としんぶ)へ行ける方法を考えて、 JR線や東急線の線路に相鉄線を乗り入れて東京まで走らせる相互直通運転(そうごちょくつううんてん)(※)をすることにしました。 乗り入れが始まると、今よりも短い時間で東京の都心部まで行けるようになります。新宿(しんじゅく)駅や渋谷(しぶや)駅まで乗り換えなしで行くことができて、 とても便利(べんり)になります。また、東海道新幹線(とうかいどうしんかんせん)が止まる新横浜(しんよこはま)駅の近くに新しい駅をつくるので、新幹線への乗り換えも便利になります。 JR線への乗り入れ開始は平成31年度下期、東急線への乗り入れ開始は平成34年度下期を予定しています。