ホーム > 鉄道の仕事 > 運転士・車掌の仕事

運転士の仕事 電車の運転士は、皆さんがあこがれている仕事のひとつではないでしょうか。運転士は車掌と協力（きょうりょく）して、お客様を安全で快適に目的地まで運ぶのがおもな仕事。信号や制限速度（せいげんそくど）を守り、車内の混（こ）み具合や天気の状況（じょうきょう）などを気にしながら、電車を時間どおりに運転します。時には、故障（こしょう）した電車をその場で修理（しゅうり）することもあります。 そのため、運転士になるにはいろいろなことを覚えなければなりません。まず、駅係員（えきかかりいん）と車掌の仕事を経験（けいけん）し、試験を受けて「運転士見習い（みならい）」となります。そして、国の認定（にんてい）を受けている教習所（きょうしゅうじょ）で電車のしくみを勉強したあと、先生役の運転士から厳（きび）しく運転の方法などを教えてもらいます。最後に試験を受けて合格すると、電車を運転する免許（めんきょ）がもらえます。一人前（いちにんまえ）の運転士になったあとも、定期的（ていきてき）に訓練（くんれん）や教育を受けています。 お客様を安全、快適に目的地まで運ぶという責任を背中に受けて運転しています 前方の安全を指差確認喚呼（しさかくにんかんこ）にて確認しています 車掌の仕事 電車の車掌も、皆さんのあこがれの仕事かもしれません。車掌は運転士と協力して、お客様を安全で快適に目的地まで運ぶのがおもな仕事。車内のお客様にマイクを使って駅名などを案内（あんない）したり、駅に着いたらドアを開け閉めして、お客様が駅で安全に乗り降（お）りできるようにしています。電車が駅に到着（とうちゃく）する時や出発する時にも、ホーム上のお客様の安全を守るため、緊急（きんきゅう）ブレーキですぐに停止（ていし）できるように監視（かんし）します。また車内で問題が起（お）きた時は、すぐにかけつけて問題を解決（かいけつ）するのも車掌の仕事です。地震（じしん）などの災害（さいがい）が起きた時には、避難誘導（ひなんゆうどう）も行います。どんな時でもすぐに対応できるよう、運転士と同じく普段（ふだん）から訓練を受けています。 分かりやすい音量や声でお客様に案内をしています 電車の側面の安全を確認します

当サイトに掲載された画像その他の内容の著作権は相鉄ホールディングス（株）に帰属し、無断転載を禁止します。